株式会社メアリーアンドディーン

JOURNAL日々の考えやお知らせ

2020.10.21

伝えることで、結果は変わる

例えば、自社の商品やサービスを多くの人に知ってもらいたい時、ホームページやパンフレット、広告、SNSなどを使い、その商品やサービスを紹介することを考えます。しかし、モノや情報がこれだけ溢れている時代ですから、「何をどう伝えるか」がとても重要になります。

例えば、アップルの故スティーブ・ジョブズ氏のプレゼンテーションは有名ですが、同じテーマで話をしたとしても、プレゼンテーション力によって共感のされ方は全く違うものになります。商品やサービスの場合も同様で、ホームページやパンフレット等によるお客様へのプレゼンテーションの仕方、要するに「どんなこと」を「どういうふうに」伝えるかによって、結果は大きく変わります。 

お客様に対して、その商品の良さや、他社商品との違いがうまく伝えられないと、差別化が図れず、その商品を選ぶ理由が価格しかなくなり価格競争に陥ってしまいます。また、例えば採用においても、自社の考えや企業文化、存在意義を、よく耳にするようなありきたりな言葉でしか伝えられないようでは、候補者はその会社に入社を決める理由を見出せず、他社へ流れてしまうかもしれません。

「デザインにお金をかけることで、売上があがるのか?」そう考える経営者の方もいるかと思います。確かに、何の考えもなしに、デザインだけを変えるのであれば、効果が期待できないことも多いかもしれません。デザインは「どういう風に伝えるか」という役割が大きく、それよりも、その元となる「何を伝えるか」という部分の方が圧倒的に大事だからです。 

企業の課題、そして世の中に存在する課題には、様々な人たちが関わっています。そして、最終的に課題の多くは「人」によって解決されます。売上に関する課題はお客様によって。人材に関する課題は社員によって。環境に関する課題は世界中の人たちによって。人を動かすのは、結局は人の思いです。しかし、どんなに良い思いがあっても、それをしっかりと伝えられなければ、相手に届くはずがありません。

企業における課題の全てを、クリエイティブだけで解決できるわけではありませんが、クリエイティブには様々な課題を解決へと向かわせる力があります。

ただ、デザイナーなどの制作者に全てを任せれば上手くいく訳ではなく、企業と制作者、お互いが意見を交わし、考え、力を尽くした先に、良い結果が生まれます。 クリエイティブは主役ではなく、主役はあくまでも企業や商品、サービスです。広告の媒体量や、そこに登場するタレントの知名度に委ねるのではなく、まずは企業自身が相手に対して伝えられるだけの魅力をもち、磨き続けること。そして、それをしっかりと伝えること。それが大切なんだと思います。大いに自戒を込めて。

かげ

 

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